ANKがん免疫治療
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体内にある免疫細胞を使ってがんと闘う治療です。

ANK免疫細胞療法とは、体内にある免疫細胞の一種、NK細胞を取り出して、体外培養し、増殖・活性化し、それを体内に戻すことで、がん細胞と闘う力を高める治療法です。

がん細胞を攻撃するNK細胞

免疫や免疫細胞の本格的な研究が始まったのは20世紀後半からです。
T細胞や免疫細胞療法の臨床試験は1970年代に始まりました。より強い免疫細胞の存在が想定され、実際に活性が高ければどのようながん細胞で直ちに攻撃するものが見つかり、生まれながらの殺し屋=NK(ナチュラルキラー)細胞と名づけられました。
がん細胞は私たちの体内で常に発生しているといわれますが、がんが広がらないのは、NK細胞ががん細胞を高い殺傷力で攻撃しているからです。

NK細胞はがん細胞を正確に識別

透過型電子顕微鏡で撮影した画像 写真提供:金田研司氏 元大阪市立大学医学部教授

NK細胞の協力な攻撃力

免疫や免疫細胞の本格的な研究が始まったのは20世紀後半からです。
T細胞や免疫細胞療法の臨床試験は1970年代に始まりました。より強い免疫細胞の存在が想定され、実際に活性が高ければどのようながん細胞で直ちに攻撃するものが見つかり、生まれながらの殺し屋=NK(ナチュラルキラー)細胞と名づけられました。
がん細胞は私たちの体内で常に発生しているといわれますが、がんが広がらないのは、NK細胞ががん細胞を高い殺傷力で攻撃しているからです。

NK細胞はがん細胞を正確に識別

NK細胞は「細胞間接着物質」という糊(のり)のような物質を分泌して、がん細胞に取り付きます。
がんの細胞膜に穴をあけ、自身の内部に蓄えていた爆弾ともいえる物質群を送り込みます。
健康な人はNK細胞の活性レベルが高く、がん細胞が体内で生まれても速やかに消し去ることができると考えられています。

活性化したNK細胞の3つの作用

ANK療法では、活性レベルの高いNK細胞が約100億個(1クール)に増えるように培養します。
1次作用
これを1回あたり5億~10億個、計12回に分けてがん患者の体内に戻します。戻されたNK細胞は、すぐにがん細胞と1対1で闘います。
2次作用
このときNK細胞はインターフェロンなどの免疫刺激物を体内に放出します。これが眠っていた体内のNK細胞を活性化させ、がん攻撃に動員します。
3次作用
さらに、他の免疫細胞も覚醒させて、がん攻撃に動員します。。
ただし、がん患者の体内に戻したNK細胞の活性レベルは数日で下がりますので、週2回の点滴で体内でのNK細胞の活性レベルを一定以上に維持していきます。

活性化したNK細胞の3つの作用

ANK療法の進め方

ANK療法と標準治療の長所を生かしながら、個々のがん患者の状況に合わせて治療効果が最大になることを目指していきます。

1.医師との面談

ANK療法の医師と患者さんが面談します。
標準治療実施前が理想です。
標準治療開始後であれば、可能な限りすみやかに面談します。
患者さんがANK療法を充分に理解することが治療の第一歩となります。

2.治療方針の提案

がん患者は、一人ひとり症状や体質が異なるため、治療法は多種多様です。
ANK治療を軸に、手術・放射線治療・化学療法などの標準治療との併用を含めて、具体的な治療方針を医師が提案します。

3.リンパ球の採取

医師の提案に同意後、血液を体内に循環させながらリンパ球を分離・採取します。
のべ5~8リットルの血液から通常、数億個のNK細胞が集められます。

4.NK細胞の培養

NK細胞の状態に合わせて培地を取り替えるなどをして、丁寧に培養します。
活性レベルの高いNK細胞を、約100億個(1クール)に増やします。

5.点滴で戻す
点滴で体内に戻すときに、悪寒を生じることがあります。
また、点滴後に40℃前後の高熱が出るなど、熱の出方は個人差が大きいです。
ANK療法イメージ
6.週2回の点滴で体内のNK活性を高レベルに保つ
NK細胞の活性レベルを一定以上に保つため、週2回の点滴を続けます。
点滴を繰り返していくと、新たな点滴をしなくても、活性レベルが下がらなくなる状態になります。
ANK療法イメージ
7.経過観察

費用の問題を除いて、治療回数に制限はありません。
画像上、がんが見えず、腫瘍マーカーなどが正常範囲内になれば、原則、経過観察へ移行します。

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